「チーム細川」監督は野村克也氏! ジャニーズのライバルになる?

 目標は“日本一の芸能軍団”!? 大御所演歌歌手の細川たかし(68)が「チーム細川」を結成した。なんと監督にノムさんことプロ野球の名監督として鳴らした野村克也氏(83)が就任した…が、草野球チームではない。このチーム、いったい何をしてどこを目指しているのか? カギを握るのは“ライパチ”的存在のお笑い芸人レイザーラモンRG(44)だというが――。

 細川は20日、新曲「冬嵐」発売イベントを都内で行った。22日発売の新曲を披露して、6月にデビューする弟子の彩青(りゅうせい=16)を紹介した。師匠に呼ばれて舞台に上がった彩青は、北海道出身で5歳から民謡、7歳から津軽三味線、尺八を学んでいる。11歳から細川に師事し、6月26日に「銀次郎旅がらす」でデビューすることが決まった。

 彩青は「元気と笑顔と勇気を与えられるような、細川師匠のように歌で感動、しゃべりで笑いを与えられるような歌手になりたい」と意気込んだ。

 弟子の歌唱、初々しいトークに「恐ろしいかな、尺八も三味線も弾ける。天才っぽいよね。俺の跡を継げる」と目を細めた細川は「年号が変わったところで、(彩青を)バチッと当てていこうと。食わしてもらわないと。弟子を育てるということは、そこしかないだろう」と冗談交じりで笑わせた。

 これで細川の弟子は歌手の杜このみ、RG、彩青の3人となった。人数も増えてきたため「チーム細川」を正式に結成。監督には細川と親交がある野村氏が就いた。

 野村氏は「自分も歌手に憧れたからうらやましい。最高の環境にいるよね。環境が人を育てるから、期待しています」と彩青に期待を掛けた。

 野村氏からチーム細川の「エースで4番」に指名された細川は「(メンバーは)増えると思う。チーム細川でライブ? それはもう考えています。問題はRGだね。司会か、幕の前で話させる。全体的にパワーアップしたら、いろんなことができるよね」と活動の展望を語った。

 チーム細川の特徴は、“宴会部長”の異名をとる細川がトップに居ることから分かるように、とにかく明るいことだ。

「師匠の前で弟子が直立不動でひと言も話せない、というのはどこの世界でもある話だが、チーム細川はまったくそんなことはない。もちろん細川の朗らかな人柄もあるのだが、RGの存在も大きい。髪の毛を剃って失礼なモノマネをしているにもかかわらず、細川は大きな度量で受け入れているのだから、チームの空気が和むのは当然。歌手としての実力はライパチ、補欠的存在のRGだが、チームのムードメーカーとしては欠かせない」(芸能関係者)

 野村氏が加わったことでチーム細川はスポーツ界、歌謡界、お笑い界とさまざまなジャンルのメンバーで構成されることになり、グッと厚みが増した。

「ライブはもちろん、バラエティーやトーク番組でも活躍が見込める。チーム揃っての活動が増えそう」と言うのはテレビ局関係者。まさか、ジャニーズ帝国のライバルとして、今後、芸能界を席巻する一大勢力になる!?


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