ジャニーズ写真解禁に「時代が変わった」 初取材の記者が、リハーサル画像と振り返るNHK紅白歌合戦2018

2019年01月07日のジャニーズニュース

 「ねとらぼもいつの間にか紅白の取材メディアに入っていたのか」――読者からこんなコメントも寄せられた今回の紅白取材は、ねとらぼ編集部にとって初めての挑戦でした。企画書の提出などを経て、リハーサル取材の許可が下りたのは11月16日のこと。12月21日にNHK放送センターで取材用の入館証を受け取りました。

 ねとらぼ編集部は筆者(Kikka)と助っ人のゴトウ記者の2人態勢でしたが、10人近い体制で臨んでいる媒体も多く、年末を華やかに彩るために多くの人が携わっているのだとあらためて実感しました。この時点では出演アーティストのリハーサルスケジュールや、誰がリハーサルを公開するのかといった情報は全く分からず、12月29日から実施されるリハーサル当日にその日のほぼ全てのスケジュールが発表されるとの説明がありました。  そして迎えた12月29日。この日は紅白リハーサル1日目、「音合わせ」が行われる日です。「音合わせ」が何なのかも分らぬまま受付開始45分前に現場へ到着すると、既に長蛇の取材待機列ができていました。スチールカメラマン、記者などざっと見ただけでも100人は優に超えています。その列に圧倒されていると、NHK広報局の担当者がやってきて、カメラマンや記者の腕章・入館証・身分証などをしっかりチェック。OKが出ると、当日の取材名簿への氏名の記入を求められ、その日のスケジュールが手渡されました。

 三浦大知さん、aikoさんなどいくつかのアーティストに関してはリハーサル中の写真撮影がNGとなっていましたが、周囲の記者たちがざわついていたのがジャニーズ事務所所属アーティストの取り扱い。

 演出の都合上リハーサルの撮影はNGとなったとみられるSexy Zoneや、嵐以外のリハーサル撮影が許可されるというのです。さらに囲み取材に関しては全てのジャニーズ事務所所属アーティストの撮影がOKになるとのこと。毎年取材を担当している記者たちによると、ジャニーズ事務所所属アーティストが司会を務める場合は、総合司会・紅組司会・白組司会のスチール撮影を行った後、Web媒体用に総合司会・紅組司会のみで撮影をする時間が設けるのが恒例だったといいますが、今回はその制限もないということで「時代が変わったんだな」と話すカメラマンもいました。

 そしていよいよ会場へ入ります。カメラマンがダダダッとすごい勢いで進んでいったのは、囲み取材が行われるお立ち台まわりの場所取り。ねとらぼ編集部チームは勢いに押されてベストポジションを確保できず、右端の隅っこの方に場所を取らせてもらいました。

 それと並行してリハーサル撮影のための会場入場待機列もできているので、こちらはゴトウ記者が対応し、ステージ右側の最前列を取ってくれました。良かった……。ここからは、12月29日に行われた音合わせと、30日、31日に行われたリハーサルの様子を印象に残ったアーティストごとに振り返っていきたいと思います。


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